FARM

農園のこと

区切り線

辰野ファームはこんなとこ

東京ドーム4つ分、約15haの広さ

当農園は、福島県北西部に位置します、喜多方市の南東部、塩川町にあります。
周囲は東に奥羽山脈、西に越後山脈、南に会津高原、そして北に飯豊山地に囲まれた、会津盆地のほぼ中央部に位置しています。
周囲が山々に囲まれた盆地で有る為、夏は暑く昼夜の寒暖差が大きい気候が特徴で、お米の旨味が増す要因でもあります。
また冬は豪雪地帯の為、飯豊山地の霊峰飯豊連峰は万年雪になっており、当地域へ伏流水として水を供給してくれています。
南北からの河川による扇状地形の特徴もあり、気候と水そして土壌に恵まれ、先人の知恵と努力で古くから稲作を主軸に営んできた、歴史ある田舎農村地です。
この会津・喜多方で美味しいお米栽培をしております。

辰野ファームのあゆみ

明治から5代続く家族経営の米農家

当園(我が家)は明治初期から続く農家で、私で5代目となりました。
先代の父の時代からは会社勤めをしながらの兼業農家で、私も普通のサラリーマン生活を送っていました。
普通にお給料を貰い、普通に食べ物を食べて、普通に遊び、普通に寝て、
この暮らしが一変したのが2011.3.11の東日本大震災そして、東京電力福島第一原子力発電所の事故でした。
普通の生活が一気に崩れて行った事を思い出します。
私はたまたま仕事で北海道に単身赴任中で、直接震災には遭遇してませんでしたが、北海道でもただならぬ揺れを感じ、恐怖感が背筋を走りました。
翌年会津に戻り感じ得たのは、原発事故問題から農業と商業そして工業も悲惨な状態にあり、生活を支える根幹が低迷していました。
農業者の減少、規模縮小も続き耕作放棄地の発生も懸念される状態。
そんな現状を肌で感じる日々を過ごし、震災翌々年に農家5代目として辰野ファームを立ち上げ、専業農家として再スタートいたしました。
原発風評問題に立ち向かい、会津喜多方の農業・米作りを支えて行きたい、自然豊かな会津を後世に繋いで行きたいと思っています。